【ぎっくり腰】腰痛のストレッチで根本改善
2020/12/27
ぎっくり腰になったとき何が身体に起こっているのか、
それは腰椎の椎間板といわれる脊椎の間にあるクッションに亀裂が入ってしまう状態です。
ではなぜ椎間板に亀裂が入ってしまうのか?
それは腰椎に負担がかかってしまうからです。
〇ぎっくり腰の場面を思い浮かべてください。
重い荷物を持ち上げる時、
朝パッと起き上がる時、
クシャミした時、
その瞬間ぎっくり腰を起こる人の特徴は、
「全身の筋肉疲労」の人がなりやすいです。
そう!疲れが原因なんです。
いつもだと、重い荷物を持ち上げる時に
腕の力や、お腹の筋肉、足首から膝の動きの連動で持ち上げられるのに、
筋疲労により、腕や、お腹、足に力がうまく入れられない、
そうなると、腰の力を使って荷物を上げようとしますよね。
腰の一カ所だけに負荷がかかり過ぎてそこに亀裂が入って傷が出来てしまうという訳です。
つまり、本来であれば全身の筋肉を均等に使いこなしてこそ快適に動けるはずが、
筋疲労により硬くなった部位が正しく使えなくなり、
腰だけががんばり過ぎた結果...腰を痛めてしまう。
クシャミやセキ、寝返りのような簡単な動作でも「ぎっくり腰」を起してしまうので、
そうならないために、全身の筋肉疲労を日常的に緩めてあげてください。
筋緊張を緩めるため、温浴もいいかもしれません。
忙しくてジムに行ったり運動ができなくても
寝る前にたった5分ストレッチで柔軟をするだけでも
筋疲労はとれて「ぎっくり腰」を起すリスクを最小限にとどめることが出来ます。
金田一治療院 代表 渡辺洋亮